去年に引き続き、クリスマスに教会に行ってしまいましたよ。
写真1
写真を見てわかったかたもいるかもしれませんが、東京カテドラル聖マリア大聖堂という文京区にある教会です。(写真1)
今回は、クリスマスの日をわざわざねらって行ってみましたが(汗)、いざ行ってみると思ってたより人がいましたよ。(当たり前ですね・・。)
去年、同じように行ったことで、今年はかなり気分てきに楽に足を運ぶことができましたが、やはり聖堂内に入ると、まわりのクリスマスモードの楽しげな雰囲気とは、一味ちがい、厳粛な気持ちとともに安堵感と世の中の平和を祈りたい気持ちがふつふつとわいてきてしまいました。。(汗)
ただ、この大聖堂のすぐ横に、かの有名なフォーシーズンズホテル椿山荘があるためか、地元の方以外にも、僕のようにクリスチャンではない方々でなんとなく足を運んできてみたという感じのかたやアジア系の観光旅行者の方たちもけっこうみられましたよ。
写真2
なんとなく、建物の写真を見て変わった概観であることからも、うすうす気づいたかたもいるとは思いますが、今回も、実はこの教会の建物自体にも興味があり、今回のような家から遠めの場所にある教会にもかかわらず来てみたというわけなんですよ。(写真2)
なので、なにげに言ってしまうとですね、一枚目の写真で、これを上からグーグルアースで見るように(あとで航空写真でみてもらえるとわかるかもしれませんが)上からみると、この建物は十字架のような形をしていて、ものすごく変わった建物であり、専門家の方がみても「斬新なデザインだ〜」と言わせてしまうほどの建物だったりするんですよ。。
(それがいいか悪いかは別としてですね・・。(笑))
そして、なんといってもこの建物を設計したのが、東京都庁や代々木体育館、お台場のフジテレビの建物などを設計した丹下健三氏というのも、なかなか知るひとぞ知る建物であり教会だったりします。
また、そんなこともあり、内部の聖堂部分もかなり変わったデザインというかいろんな意味で考えさせられるつくりになっているのですが、今回は聖堂内での撮影が禁止されていたので撮れませんでした。(残念・・ただ、HPに聖堂内をQuiktimeプレイヤーでバーチャル見学できるページがありましたよ。)
でも、今回のようなクリスマスミサのおかげで、ふつうでは考えられないような人数のなかでのオルガン演奏や合唱を聴けたのはすごくよかったかもです。
あと、最後にこの教会なのですが、来年1月から大規模な改修工事がはじまるらしいです。
どうも、この教会は、1964年にできた建物であるため老朽化のせいもあるらしいのですが、それとあわせて、あまりにも斬新なデザインだったため、当時の技術者の方々でも対応できなかったためか初期のころから雨漏りなどの問題があったためらしいですよ。
そのため、屋根の部分も今の形とはすこしかわるらしいです。
(場内にあったパンフレットに書いてありました。)
ということで、場内をぶらりとした後、かなり満足して帰ってしまい、ふと帰ってから気づいたのですがこの時期らしい写真を撮り忘れてしまいましたが、そのあたりはご勘弁くださいね。。
地図
文京区関口3
写真1
写真を見てわかったかたもいるかもしれませんが、東京カテドラル聖マリア大聖堂という文京区にある教会です。(写真1)
今回は、クリスマスの日をわざわざねらって行ってみましたが(汗)、いざ行ってみると思ってたより人がいましたよ。(当たり前ですね・・。)
去年、同じように行ったことで、今年はかなり気分てきに楽に足を運ぶことができましたが、やはり聖堂内に入ると、まわりのクリスマスモードの楽しげな雰囲気とは、一味ちがい、厳粛な気持ちとともに安堵感と世の中の平和を祈りたい気持ちがふつふつとわいてきてしまいました。。(汗)
ただ、この大聖堂のすぐ横に、かの有名なフォーシーズンズホテル椿山荘があるためか、地元の方以外にも、僕のようにクリスチャンではない方々でなんとなく足を運んできてみたという感じのかたやアジア系の観光旅行者の方たちもけっこうみられましたよ。
写真2
なんとなく、建物の写真を見て変わった概観であることからも、うすうす気づいたかたもいるとは思いますが、今回も、実はこの教会の建物自体にも興味があり、今回のような家から遠めの場所にある教会にもかかわらず来てみたというわけなんですよ。(写真2)
なので、なにげに言ってしまうとですね、一枚目の写真で、これを上からグーグルアースで見るように(あとで航空写真でみてもらえるとわかるかもしれませんが)上からみると、この建物は十字架のような形をしていて、ものすごく変わった建物であり、専門家の方がみても「斬新なデザインだ〜」と言わせてしまうほどの建物だったりするんですよ。。
(それがいいか悪いかは別としてですね・・。(笑))
そして、なんといってもこの建物を設計したのが、東京都庁や代々木体育館、お台場のフジテレビの建物などを設計した丹下健三氏というのも、なかなか知るひとぞ知る建物であり教会だったりします。
また、そんなこともあり、内部の聖堂部分もかなり変わったデザインというかいろんな意味で考えさせられるつくりになっているのですが、今回は聖堂内での撮影が禁止されていたので撮れませんでした。(残念・・ただ、HPに聖堂内をQuiktimeプレイヤーでバーチャル見学できるページがありましたよ。)
でも、今回のようなクリスマスミサのおかげで、ふつうでは考えられないような人数のなかでのオルガン演奏や合唱を聴けたのはすごくよかったかもです。
あと、最後にこの教会なのですが、来年1月から大規模な改修工事がはじまるらしいです。
どうも、この教会は、1964年にできた建物であるため老朽化のせいもあるらしいのですが、それとあわせて、あまりにも斬新なデザインだったため、当時の技術者の方々でも対応できなかったためか初期のころから雨漏りなどの問題があったためらしいですよ。
そのため、屋根の部分も今の形とはすこしかわるらしいです。
(場内にあったパンフレットに書いてありました。)
ということで、場内をぶらりとした後、かなり満足して帰ってしまい、ふと帰ってから気づいたのですがこの時期らしい写真を撮り忘れてしまいましたが、そのあたりはご勘弁くださいね。。
地図
文京区関口3
コメント一覧 (9)
これまた貴重なお話の数々ありがとうございます。。
また、気になることでもあれば、お話聞かせてくださいね。
ところで、教会建築ですが、ほとんどのカトリックの大聖堂が上から見ると十字架の形になっています。
正教会なども十字架の形は多いですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82
丹下氏は、この原則に則って、さらにご自身が
あの“斬新な”デザインを作りだしたものと思われます^^
長くなりましてごめんなさい。
同じ時間に同じ所にいた者として、何だか親近感が湧いてしまいまして〜<(_ _*)>
建築物って“美”はもちろん大切なことですが、
その建物を必要としている人達が快適過ごせることが
一番重要ではないかと私はかねがね思っています。
丹下氏は、ご自分の造った建物を通して、何を伝えたかったのか、
それすら素人の私はよくわかりませんが(^^ゞポリポリ
http://www.jiyu.jp/
↑ここなど、私の大好きな建物のひとつですが、
いい感じに人と建物が一体になっていると感じますね^^
ただ、あの大聖堂は何故丹下健三氏に依頼したのかは
当時の司祭や東京大司教区に聞かないとわからないのですが、
床は大理石張りで、あの高い天井。
しかも以前は冷暖房装置一切なしでした。
これは建築物の“美”が損なわれるということだったそうですが、
ご老人もいらっしゃることの多い教会で夏は汗だくになるほど暑く、
冬は足先から腰までしびれるほど寒いという納得できない建築物です。
後に、冷暖房装置は設置されたのですが、
後付けであったため、丹下健三氏に相談し、
渋々という形でやっと“つけさせてもらった”という後日談もあります。
え〜!、あの日に前方にいらしてたのですか。それはびっくりです。
気楽に書いてしまいましたが、お気を悪くされたならもうしわけありません。
あと、貴重な体験談ありがとうございます。
建築家の言っていることと実際に建っているものに矛盾があることは、昔からよくいわれていたことみたいなのですが、雨漏りは問題ですよね。(汗)
ただ、僕にはなにもできませんので、ここのコメントを通じて、関係者のかたに届けばなあと願うばかりです。
それにしても、あのようなかつての建築家はどうしてあんな感じだったのでしょうね?ただ、個人名の事務所であれだけの大企業や国などに自分の提案をしようというわけなので、そのあたりはすごいなあと思っていたりもしますけど、やっぱり今の時代ならたいへんなことになりそうな感じだとは思いますが・・どうでしょうね。。
7時のファミリーミサでしたら、私、左側前方部に家族揃って座っておりました(滝汗)。
ひどいんですよ、丹下健三(爆)。
私は「プロの建築士が造る建造物は、
その目的を果たさなければプロの仕事とは言えない」
と思っているのですが、
この教会はできた当初から雨漏りに悩まされており(祭壇、司祭びしょ濡れ^^;)
さらに横にある信徒会館を改築する際にも
「カテドラルを邪魔するような建築にはしたくない」と
いろいろと難題をふっかけられました・・・。
この近所にも坂がたくさんあるのですが、
私の大好きな場所でございます♪
そうなんですよ。航空写真でみるのが、一番わかりやすいかもしれませんが、そのほかにもいろんなところで工夫されている建物なのですが、ただ当時はパソコンの能力もないに等しかったのでしょうが、今のパソコンの処理能力でいろいろ対処してやれば、昔のようなことにはならないかもしれませんですが、どうなのでしょうね。。
あと、早めにいかないと外観に関してはですが、足場などが組まれてしまうらしく写真のようには見えないかもですよ。
当時の技術が追いつかなくて、雨漏りなどで
困ったというのは、皮肉なものですね。
いずれにしろ、このような歴史的な建物は
後世に残していくために、定期的な補修
工事をしていくのでしょうね。
今度江戸川橋まで行ったら、足を延ばして
写真を撮ってみます。