NO.72
坂名:一本松坂
住所:東京都港区元麻布1あたり
いっぽんまつ坂と呼ぶそうです。
場所は、前に取り上げた暗闇坂 (NO.69)や大黒坂(NO.70) の坂上あたりが、この坂下ということになります。
ただ以前は、大黒坂(NO.70) の坂下あたりまでを今回の一本松坂ともよんだ過去もあるようで、江戸東京坂道事典によると、この坂道の別名として大黒坂や相生坂という名があったことをあげています。

坂下より(写真1)
坂下からのものですが、(かってはここは坂の途中の場所だったのかもしれませんが)現在はこのあたりが坂上の見通しの悪い場所で、しかも4方向に道がわかれている地点なため、ふつうの道の交差場所と比べて、かなりひろびろとしていました。(写真1)
あと、上の写真の左側に忽然と大きな松の木があるのですが、これがこの坂の由来ともなった一本松で、現在は何回か植えかえられた木のようですが、場所は昔からここにあったようですよ。
そして、写真にも見えているとおりここにも坂の碑があり
『源経基(みなもとのつねもと)などの伝説をもち、古来植えつがれている一本松が坂の南側にあるための名である。』
とありました。
また、江戸東京坂道事典には、
『「新撰東京名所図会」には「一本松、大黒坂、坂下町より一本松町に進み来り、徳正寺門前に至る迄を、一本松と云ひ、町内東の方、横町入口の坂を大黒坂と称せり」とあり、・・(略)』
とあり、さらに江戸名所図会にあったこの坂道の絵ものせてありました。
(下↓のものがそれですよ。)

一本松坂(江戸名所図会)

坂の途中より(写真2)
坂下あたりを坂の途中よりみたものです。(写真2)
坂下辺りはけっこう複雑な地形になっているようでした。
写真でみるとかなり右側に見えている一本松が目につきますが、歩いているときはそれほどでもなかったように思いますよ。

坂上あたりより(写真3)
ここまでくると、坂下あたりの車が何度も行きかういそいそとした感じがうそのように、急に道や周辺の整備がすすんでいるようで、落ち着いた感じというか高級感あふれる雰囲気になっていました。(写真3)

元麻布ヒルズ(写真4)
また、4枚目の写真の位置くらいから右にふりかえると、なんと写真のような、けっこう印象的な外観の高層マンションがありましたよ。(写真4)
このあたりを歩いているとなにげにちらちらと見えていたし、暗闇坂 (NO.69) のときの写真にもちらりと写っていたマンションですね。
なんでも元麻布ヒルズという名がついていて、あの森ビルがてがけたレジデンスマンションのようですね。
どうりでこの坂上あたりも整備されていたわけだし、しっかりとつくられているマンションだったわけですね。
しかも公式HPをみると敷地内にインターナショナルスクールの幼稚園もあるとのことらしく、写真を撮っていたときに欧米系の外国人の子供たちが正面入口あたりで無邪気に遊んでいた理由もすこしわかったような気がしましたよ。。
それにしても、どんな方が住んでいるんでしょうね。(笑)
地図:港区元麻布1あたり
坂名:一本松坂
住所:東京都港区元麻布1あたり
いっぽんまつ坂と呼ぶそうです。
場所は、前に取り上げた暗闇坂 (NO.69)や大黒坂(NO.70) の坂上あたりが、この坂下ということになります。
ただ以前は、大黒坂(NO.70) の坂下あたりまでを今回の一本松坂ともよんだ過去もあるようで、江戸東京坂道事典によると、この坂道の別名として大黒坂や相生坂という名があったことをあげています。
坂下より(写真1)
坂下からのものですが、(かってはここは坂の途中の場所だったのかもしれませんが)現在はこのあたりが坂上の見通しの悪い場所で、しかも4方向に道がわかれている地点なため、ふつうの道の交差場所と比べて、かなりひろびろとしていました。(写真1)
あと、上の写真の左側に忽然と大きな松の木があるのですが、これがこの坂の由来ともなった一本松で、現在は何回か植えかえられた木のようですが、場所は昔からここにあったようですよ。
そして、写真にも見えているとおりここにも坂の碑があり
『源経基(みなもとのつねもと)などの伝説をもち、古来植えつがれている一本松が坂の南側にあるための名である。』
とありました。
また、江戸東京坂道事典には、
『「新撰東京名所図会」には「一本松、大黒坂、坂下町より一本松町に進み来り、徳正寺門前に至る迄を、一本松と云ひ、町内東の方、横町入口の坂を大黒坂と称せり」とあり、・・(略)』
とあり、さらに江戸名所図会にあったこの坂道の絵ものせてありました。
(下↓のものがそれですよ。)

一本松坂(江戸名所図会)
坂の途中より(写真2)
坂下あたりを坂の途中よりみたものです。(写真2)
坂下辺りはけっこう複雑な地形になっているようでした。
写真でみるとかなり右側に見えている一本松が目につきますが、歩いているときはそれほどでもなかったように思いますよ。
坂上あたりより(写真3)
ここまでくると、坂下あたりの車が何度も行きかういそいそとした感じがうそのように、急に道や周辺の整備がすすんでいるようで、落ち着いた感じというか高級感あふれる雰囲気になっていました。(写真3)
元麻布ヒルズ(写真4)
また、4枚目の写真の位置くらいから右にふりかえると、なんと写真のような、けっこう印象的な外観の高層マンションがありましたよ。(写真4)
このあたりを歩いているとなにげにちらちらと見えていたし、暗闇坂 (NO.69) のときの写真にもちらりと写っていたマンションですね。
なんでも元麻布ヒルズという名がついていて、あの森ビルがてがけたレジデンスマンションのようですね。
どうりでこの坂上あたりも整備されていたわけだし、しっかりとつくられているマンションだったわけですね。
しかも公式HPをみると敷地内にインターナショナルスクールの幼稚園もあるとのことらしく、写真を撮っていたときに欧米系の外国人の子供たちが正面入口あたりで無邪気に遊んでいた理由もすこしわかったような気がしましたよ。。
それにしても、どんな方が住んでいるんでしょうね。(笑)
地図:港区元麻布1あたり
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