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所在地:港区六本木1

名前を見て、あれっ?と思ったかたもいるかもしれませんが、今回は、渋谷のスペイン坂ではありませんよ。
実は、同名の坂が六本木界隈にもあったのですよ。
場所は、前回の御組坂 (NO.65) からかなり近く、歩いてもすぐのところにあります。
そして、なんといっても坂のとなりに、あのアークヒルズもあったりします。

スペイン坂 (NO.66) 01
坂上より(写真1)

見てのとおり、緑に覆われて、さらに道もくねくねして勾配もいい感じの坂道でした♪♪(写真1)

スペイン坂 (NO.66) 02
坂下より(写真2)

坂下からみてもけっこう印象にのこる道で、道幅もバランスがよいです。(写真2)
ただ、道を見ると今までの坂道にはめずらしく、かなり道路の舗装もしっかりとしていました。

そんなこんなで、この坂を歩いたことがあるかたならすぐにわかってしまうのですが、この坂道は、実はかなり最近できた道のようで、しかも坂上あたりに例のごとく坂の碑があり、
『1986年(昭和61年)、20年近い歳月を経て、赤坂(Akasaka)と六本木(Roppongi)の結び目(Knot)にアークヒルズ(ARK HILLS)は誕生しました。当時の民間における都市再開発事業としては最大級の規模(総敷地面積56,000平方メートル)を誇り、共同住宅、オフィス、ホテル、テレビスタジオ、コンサートホールなどを組み合わせた複合型街づくりは、その後の都心部における再開発事業のさきがけとなりました。
 そのアークヒルズの南側に位置するこの坂道は、六本木通りからスペイン大使館につながることから「スペイン坂」と名付けられ、多くの人々に親しまれています。
 春には、両側の歩道に植えられた桜が坂道を被うように咲き乱れ、都心における桜の名所としても知られています。』
とあり、このスペイン坂という名もアークヒルズが出来たときに名づけられたようですね。

スペイン坂 (NO.66) 03
アークヒルズ周辺地図(写真3)

アークヒルズといえば、上にもすこし書いていますが、民間企業による日本で最初の大規模な都市再開発プロジェクトにより完成した街(といえばいいのですかね?)として有名で、最近話題のあの森ビルが手がけたことでもよくしられており、のちの六本木ヒルズなどの再開発でも同じような路線でおこなわれていて、いってみればここが原点みたいな場所といえるのかもしれませんね。(写真3)

スペイン坂 (NO.66) 04
入口あたり(写真4)

ということで、坂道の途中にはアークヒルズへとつながる入口もあり、そのあたりで、一枚ぱちりと。(写真4)
けっこう意識してないと、素通りしてしまう感じの場所でもあります。

スペイン坂 (NO.66) 05
カラヤン広場(写真5)

ちょっと中にはいると、カラヤン広場というなんともたいそうな屋根のようなものが上に覆いかぶさっている広場がありました。(写真5)
写真右手にはTV朝日のロゴがみえますが、ウィキペディアによると、”旧社屋のスタジオ施設をリニューアルしテレビ番組用の貸しスタジオおよび編集室として運用している。”とのことです。(まあウィキペディアなので、どこまでが事実なのかはわかりませんけどね・・・。(笑)でも、関係先のリンクもたくさん載っているのでとりあえず参考までにです。)

スペイン坂 (NO.66) 06
(写真6)

またその奥には、あのサントリーホールもあったりしました。(写真6)

ということで、すこし話がそれましたが、このスペイン坂は、こんな感じでぶらぶらしているとあっという間に時間がすぎてしまう場所でもありました。

地図
港区六本木1