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NO. 58
坂名:三年坂、雁木坂、三念坂
住所:東京都港区麻布台

その名のとおり、さんねん坂と呼びます。
別名で雁木坂ともいい、また三念坂ともいうそうです。

前回とりあげた雁木坂とは、坂上でつながっており、三年坂のとなりに霊友会の建物があることからも、歩いてすぐの場所にありました。

[坂上あたりの様子]


三年坂01
写真1(坂上より)

写真のように、右手に霊友会の建物が見えていますね。(写真1)
この坂は、しっかりと整備されていました。

三年坂02
写真2(坂上あたり)

そして、うしろを振り向くとこんな感じでした。(写真2)
霊友会の建物の風変わりな壁と高い塀にかこまれた道という感じで、けっこう印象にのこる道だったかもしれませんね。

[坂の途中の様子と坂名の由来]


三年坂03
写真3(坂の途中より)

坂上からの眺めですね。(写真3)
坂上からの道に対して直角に曲がるとこんな景色が広がっていました。
坂の勾配ぐあいと、景色のひらけ具合は、すごくちょうどよい感じで、道の整備もかなりしっかりされていましたよ。
それにしても、なかなかきつい勾配な階段ですね。

三年坂04
写真4(坂の途中からの眺め)

でも、そのおかげかさっきの場所からふと横を見てみると、これまたなんともいえない景色が見えていました。(写真4)
普通の住宅にはじまり、高層マンションあり、左手にはインテリジェントなビルも見えたりと、ほんと、なかなかおもしろいです。
しかも、なんだか懐かしさも感じさせてもらえる風景でした。

ここにも坂の由来が書かれた坂碑のような標識があり
『いつのころよりこの坂がそう呼ばれたのか、誰に名づけられたのか定かではありません。しかし、東京が江戸と呼ばれていた時代には無名ではあります。すでにこの坂がありのち石段になったようです。また、三年坂は別名三念坂などとも呼ばれ、同じ名前の坂が他に数箇所あります。
京都清水寺のそばに同名の坂があります。昔の人が遠くふるさと京都をしのぶ気持ちを坂の名前に込めたとしたらロマンでしょうか。』
とありました。

また、「新撰東京名所図会」にもこの坂のことがきちんと書かれてあり、昔からそれなりにこの場所は、有名だったのかもしれませんね。

[坂下あたりの様子]


三年坂05
写真5(坂下より)

坂下より見上げると、またまた坂のさらに上に印象的な霊友会の建物とその壁が見えていました。(写真5)
なんだか建物の壁もだんだんなので、そのまま空まで歩いていけそうな感じでしたよ。

三年坂06
写真6(坂下あたり)

坂下あたりのものですが、道は普通な感じなのですが、やっぱり正面の高層マンションがやたらと気になりました。(写真6)

地図:港区麻布台1


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