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所在地:港区麻布台2あたり

かわらけ坂と呼ぶそうです。
また別名で、“かわら毛坂”(このかわらは漢字で変換できなかったためひらがな表示になっています。)や“河原毛坂”ともいうそうです。

前回の榎坂とは坂上でつながっている坂です。

土器坂01
坂下より(写真1)

かなり幅ひろいですがこれが土器坂ですね。(写真1)
しかもこの道は桜田通りそのもので、正面右手の白いビルの向こう側が前回の榎坂です。

なんか正面にへんな建物も見えていますね・・・。

土器坂02
熊野神社(写真2)

坂の途中には、ビルの合間に、写真のような熊野神社という神社がありました。(写真2)
大通りで背の高いビルが建ち並ぶなかほっとするようなたたずまいの神社があったものでなんとも気がひかれてしまいましたよ。

土器坂03
タワー(写真3)

また坂の途中にふとビルの合間から東京タワーも見えていました。(喜)(写真3)
やっぱり近いですね。

坂の碑のようなものはなかったようでしたが、“江戸東京坂道辞典”には、
『「江戸砂子」はこの坂を「むかし渡辺綱三田にありし時、此所を過るに馬五郎の引ける馬を見て求めたり。此馬かわら毛にて類なき名馬なり。それよりかわら毛坂といへり、いつの程にか、器(かわらけ)坂と云ふ。町もかはらけ町といふなる」としている。坂下の赤羽橋の赤羽は「赤埴」の転化で(赤土)で焼物をつくる人々が住んでいたのが土器の起源だという説が有力で、・・・・(略)・・・。』
とありました。

土器坂04
坂上より(写真4)

坂上からのものです。(写真4)
とにかく広い坂道で、遠くまでビルに囲まれた感じのする道でした。
また写真からもわかるかもしれませんが、周辺のビルひとつひとつの建物の壁の色がみごとなほどに違っているのがなんだか歩いていてすごく気になりましたよ。(汗)

土器坂05
ノアビル(写真5)

また坂上からの写真のちょうど右手に、なかなか変わったビルがありましたよ。(写真5)
ノアビルといって、建築家の白井晟一氏と竹中工務店の共同設計によるものらしいです。
しかも低層部の茶色い部分はショールームなんだそうですよ。

現地では気づきませんでしたよ・・・。(汗)

地図:港区麻布台2あたり