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NO.40
坂名:弁天坂
住所:東京都新宿区箪笥町

べんてん坂と呼びます。

この坂は、前回の袖摺坂の坂下に接している場所にあり、大久保通り上にあるという坂道です。
通り沿いにには、都営大江戸線牛込神楽坂駅の入り口があり、この通りの真下を都営大江戸線が走っているようですね。(地図をみたかぎりですが。)

弁天坂01
写真1(坂上あたりより)

写真の正面やや左に、前回の袖摺坂の坂下への入り口があったりします。(写真1)
また坂下をずんずんいくと神楽坂の坂上ともぶつかります。

ご覧通りこの坂は、大久保通り上にあるという以外は、見ため的にはとりたててめずらしい感じはしませんが、よく考えてみると大久保通りと一体となっている坂道っておもしろいかも。

なんでこんな風に通りと坂道が一体となってしまったか?なんて考えてみると以外と想像が膨らみそうです。

現地に行ったときは気づかなかったのですが、(“東京23区の坂道”さんのサイトによると)ここにも坂碑のようなものがあり、
『坂名は坂下の南蔵院境内に弁天堂があったことに由来する。明治後期の「新撰東京名所図会」には南蔵院門前にあまざけやおでんを売る屋台が立ち、人通りも多い様子が描かれている。坂上近くの横寺町四十七番地には尾崎紅葉が明治二十四年から三十六年十月病没するまで住んでいた。門弟泉鏡花、小栗風葉らが玄関番として住み、のちに弟子たちは庭つづきの箪笥町に家を借り、誌星堂または紅葉塾と称した。』
とあるそうです。

弁天坂02
写真2

一枚目の写真より、さらに坂上に行き撮ってみた大久保通りの様子です。(写真2)
ほんと普通の通りですよね。

でも以前中野に住んでいた時は、ここをたまに通ることもあったのですが、そのときはいい感じの街だなあという印象がありました。

なんとなく車やスクーターでこの大久保通りを新宿方面からぬけてくると、この牛込神楽坂駅付近ではなんか違った印象(いい意味で)を感じる場所でしたよ。

地図:新宿区箪笥町