NO.34
坂名:三百坂
住所:東京都文京区小石川3
さんびゃく坂と呼びます。

写真1
名前は、ものすごい壮大なかんじですが、坂自体は、ほんとふつうの住宅街の道といった感じでした。(笑)
ただ、この坂にも、坂碑というか標識があり、
『 『江戸志』によると、松平播磨守の屋敷から少し離れた所にある坂である。松平家では、新しく召抱えた「徒の者」を屋敷のしきたりで、早く、しかも正確に、役に立つ者かどうかをためすのにこの坂を利用したという。
主君が登城のとき、玄関で目見えさせ、後衣服を改め、この坂で供の列に加わらせた。もし坂を過ぎるまでに追いつけなかったときは、遅刻の罰金として三百文を出させた。このことから、家人たちは「三貊坂」を「三百坂」と唱え、世人もこの坂名を通称とするようになった。』
とありました。
すぐとなりには、高校や中学があったりしますが、特に文京区の坂の標識がないと、ほんとわからないような坂でした。

写真2
でも、いろいろ調べてみると、近くには、「伝通院」という徳川将軍家の菩提寺として有名なお寺があり、しかも、この坂、手塚治虫の『陽だまりの樹 (1)』でも、とりあげられている坂だったんですね。
地図:文京区小石川3
坂名:三百坂
住所:東京都文京区小石川3
さんびゃく坂と呼びます。
写真1
名前は、ものすごい壮大なかんじですが、坂自体は、ほんとふつうの住宅街の道といった感じでした。(笑)
ただ、この坂にも、坂碑というか標識があり、
『 『江戸志』によると、松平播磨守の屋敷から少し離れた所にある坂である。松平家では、新しく召抱えた「徒の者」を屋敷のしきたりで、早く、しかも正確に、役に立つ者かどうかをためすのにこの坂を利用したという。
主君が登城のとき、玄関で目見えさせ、後衣服を改め、この坂で供の列に加わらせた。もし坂を過ぎるまでに追いつけなかったときは、遅刻の罰金として三百文を出させた。このことから、家人たちは「三貊坂」を「三百坂」と唱え、世人もこの坂名を通称とするようになった。』
とありました。
すぐとなりには、高校や中学があったりしますが、特に文京区の坂の標識がないと、ほんとわからないような坂でした。
写真2
でも、いろいろ調べてみると、近くには、「伝通院」という徳川将軍家の菩提寺として有名なお寺があり、しかも、この坂、手塚治虫の『陽だまりの樹 (1)』でも、とりあげられている坂だったんですね。
地図:文京区小石川3
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