このブログの精神的支柱です。(笑)
東京の坂の歴史や成り立ちをメインに名前のある坂道の紹介を淡々と文章でつづっています。
どちらかといえば、歴史書の分野に近いといえばそうかもしれませんね。
また参考文献の数も半端ではなく、過去の文献や役所に保管されていそうな本まであらゆる資料から集めている感じで、圧倒されてしまいます。

ただ、各坂道の解説について、すごくたんたんと書かれているので、すぐ眠たくなってしまいそうな面はあります。(笑)
かといってこれに写真をくわえるとたぶん膨大なページになるだろうし、コストもばかにならないかもしれませんね。

ということで、この本は、気になる坂についてなんか調べたい時の辞書的な使い方がいちばんあっているとおもいますかな。
それにしても、よく調べられましたよね〜。
あとは、京都なんかで古い仏閣を見て歩く時の、昔の話やその時代の風景を想像するように、この本をよんで、さらに実際に歩けば、効果倍増かも。