ニューデザインパラダイスはフジテレビで深夜にやっているTV番組で、谷原章介さんが司会やっています。

この番組は、よく見てます。見忘れることも多々ありますが・・。
番組の趣旨は「既存のデザインを分析した上でそれを一旦白紙に戻し、全く違う観点から新しいデザインを作り上げる。
そして、日常に埋もれている身近な物をデザインし直すことで、日常の平凡が新鮮に見えてくる!」(HPより)
ということをいろいろな角度から考えているみたいです。

昨日(今日?)のテーマは、今の時期にあわせて鯉のぼりでした。
最近見かけなくなったこいのぼりを、どうデザインするのか楽しみにみてました。
が・・、デザインされたかたが料理人ということもあり、最終案は、家のなかに置く雛人形などとおなじ扱いのような和紙でできたこいのぼりを考えていました。

たしかに、うろこが箸おきでそれがたまっていくことで鯉になり、その結果として家族の絆を深め風化しつつも記憶にのこるこいのぼりを考えたかったようなのはわかりますが、ひとつの家族のなかで完結してしまっていて、本来の青空のもとで地域にも影響をあたえることができるメリットというか特徴もあったこいのぼりの意味はなくなってしまっているように感じました。でも、このアイディアなら各家族ごとに家にかざれるしすぐに広まりやすそうだし、それはそれでありなのかなとも思うしだいです。