現在、そなエリア東京では阪神・淡路大震災関連イベントとして「阪神・淡路大震災パネル展」がやっているのですが、それとあわせてひさびさに館内も見学してみたので、そのときのことでも。

「そなエリア東京」をぶらりと(とある街の風景330)1
写真1

そなエリア東京の館内に入るとまず目に入る大階段ですが、今回はたまたま良いアングルで階段が見られるポイントがあったのでぱちりと。 (写真1)
この階段をなぜ大階段ととらえてみたかというと、写真1を見てもわかるとおり、階段の3分の2ほどの位置で外と内側が分けられているからですね。

ちなみに、このそなエリア東京は国営の防災体験学習施設で、1階には楽しみながら防災体験ツアーができる有料のコーナーがあり、2階には無料で見学できる防災学習ゾーンがあるという施設ですね。
なお設計者についてはいろいろ調べてみてるんですけど、いまのところでてきくるのは、某女子大のデザイン系学部で准教授をされている先生がここの基本設計に関わったというくらいの情報しかわからなかったですね。
てっきりどこかの組織事務所が手掛けたかと思っていたんですけどね。

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写真2

2階には、フォトスポットもありました。(^^) (写真2)
どうやらこの3人は、スマートフォンゲームアプリ「アイドルマスター SideM GROWING STARS(サイスタ)」に登場するキャラのようでしたね。
やはりSNSの時代なんですかね。

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写真3

あと、以前にもこのブログでは、そなエリア東京のことを取り上げたことがあったんですけど、そのときはこんな場所があることを知らなかったんですよ。 (写真3)
ここは、災害時には緊急災害現地対策本部が置かれるオペレーションルームのようでした。
ちなみに、現地の案内板には、このオペレーションルームが映画「シン・ゴジラ」のロケ地として使われたということも書かれてありましたね。


動画

それで、ふとそんなシーンあったかな?と思い、調べてみるとシン・ゴジラの予告動画がyoutubeでも公開されていて、このオペレーションルームも登場しているシーン(動画の22秒あたりからです)ありましたね。 (写真4)
シン・ゴジラといえば、街が破壊されるシーンがたくさんでてきて、1.17の記憶とかさなり劇場の大画面では見られないなあと当時おもい、のちに家で深呼吸しながらみた記憶がありますね。
だからそういう経緯もあって、あまり劇中のシーンをはっきり覚えていないのかもしれないですけど。

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写真4

2階の無料で見学できる防災学習ゾーンのボードで気になったのは、「災害と暮らし」でしたかね。 (写真4)
今後の日本のまちづくりはこのことも意識していかないとなあと、おおざっぱながら思いました。
アーバニスト(※)でもありますしね。 (※アーバニストはいろいろな捉え方があると思いますけど、自分的には”都市に関わる専門家&都市の生活者”という感じで捉えています。)

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写真5

必要なものリストを並べたコーナーもありました。 (写真5)
コロナの状況やらスマホ時代を反映させたものとなっていましたね。

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写真6

非常食コーナーもありました。 (写真6)
最近はバリエーション増えましたね。
地道に開発されている方にも感謝です。

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写真7

あとは、写真1にもちらりとみえてましたけど、この自販機は「災害救援ベンダー自販機」というそうですね。 (写真7)
災害時にまわりが停電したときでも、飲料を提供できる自販機とのこと。
このブログを読んでくださっている方は、外歩きする方も多いと思いますので、参考がてらに。

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写真8

最後は、自販機の横にあった説明板です。 (写真8)
このそなエリア東京まわりの正式な名称は「有明の丘 基幹的広域防災拠点」というんですね。
ちなみに”有明の丘”とあるのは、このあたりが小高い丘だからというわけではなさそうで、ただの区画名称のようです。

ということで、SNS感覚でいろいろあげてしまいましたが、この施設が実際に稼働することがないように祈りつつ、今回はこんな感じです。

地図
江東区有明3

関連リンク:
→ 防災体験学習(そなエリア東京) | 東京臨海広域防災公園
→ そなエリア東京に行ってみた。 /江東区有明 - 東京坂道さんぽ