前回の蝉坂(NO.362)の記事で、勾配12%の看板というか標識がでてきたので、今回は坂道の道路標識でよくみる勾配(%)と傾斜角度(°)の関係についてふれておきたいと思います。

坂道でよくみる勾配(%)の道路標識と傾斜角度について1
写真1

坂道でよくみる勾配(%)の道路標識といってもわかりにくいでの、実際の現地での写真でも。(写真1)
蝉坂と書かれた坂の碑の手前上に、「12%」と書かれたものがあると思いますけど、これが勾配(%)の道路標識ですね。
まあなんというか、それなりの傾斜の坂道だから通るときは注意してね、ということを示している道路標識ですかね。

ちなみに、標識には%で書かれているので、むむむ?という感じになるのですけど、要は勾配12%とは、100m水平に進んだときに12mのぼる道ということですね。

ただこれでも実感わかないことあるのか、時々、勾配12%とは角度で言うといくつなんですか?なんてことを聞かれることもあるんですけど、これ、%を角度に直すとなると高校の数学で習う三角比の知識が必要なんですよね。
まあ一時期うわさにもなったサイン・コサイン・タンジェントというあれですね。(^^)

ただそうは言っても、知りたいというときは、そんな知識がなくても、勾配(%)→ 傾斜角度(°)を数値入力すれば計算してくれるウェブサイトがいくつかあるんですよ。
そこで、計算してみると、勾配(12%)=傾斜角度(6.843°)とでました。

昔はこういうサイトをよく利用させてもらいましたね。

坂道でよくみる勾配(%)の道路標識と傾斜角度について2
画像1

あともうひとつ簡単なのは「角度傾斜計」なるiOS版アプリ(Androidであるのかは調べてないですけど)を使ってスマホで計算する方法もあるんですよ。
要は手動で適当に勾配12%あたりまでくるようにスマホを傾けてみると、画像1のように角度も同時に計算してだしてくれるので、なかなか便利ですよ。
そして、でてきた角度が、画像のように「6.8°」でした。
まあだいたいあってますよね。

よかったら試してみてください。

ということで、今回はこんな感じです。

関連リンク:
→ 蝉坂(NO.362) /大田区上池台 - 東京坂道さんぽ