JR・国立駅前といえば、南へまっすぐに延びる大学通りが有名ですけど、実は知る人ぞ知る「関東の富士見百景」なるスポットもあり、今回やっとそのふれこみどおり富士山を見ることができたので、そのときのことでも。

国立駅前の富士見通りからの富士山1
写真1 

まずは現地にあった「関東の富士見百景」と書かれた案内看板のアップでも。(写真1)
国立駅の南口にはロータリーも兼ねた駅前広場があるのですが、そこから南に伸びる「大学通り」と同じような感じで南西に伸びる「富士見通り」という道路があり、その通りのスタート地点にこの看板があるというわけなのですよ。

ちなみに関東の富士見百景とは、国土交通省のサイトによれば「富士山への良好な眺望を得られる地点を選定し、周辺の景観の保全や活用への支援を通じて、美しい地域づくりの推進を目的として実施しました。 」とのことで、将来的にはこれらをまちづくりにも生かすことを目標としている取り組みということみたいです。

国立駅前の富士見通りからの富士山2
写真2

こちらが富士見通りの眺めです。(写真2)
通り沿いには飲食店をはじめ各種お店が軒をつらねているにぎやかな通りですね。
そんな通りの道路軸線上の向こうに富士山が見えていたんですよ。
これまで何度かここには足を運んでいたんですけど、ここまではっきり見えたことはなかったので、うれしかったですね。

国立駅前の富士見通りからの富士山3
写真3

写真2はロータリーから望遠レンズを目一杯きかせて撮っているんですが、それでもちとわかりにくいかもしれないので、写真2を拡大してきりとってみたものです。(写真3)
これでなんとか富士山の見え具合わかるんじゃないですかね。

なおこの富士見通りは、国土交通省のサイトによれば、計画当初は南に伸びる大学通りに対して45度ふられた計画だったらしいのですが、そこから計画変更されて、駅前広場(ロータリー)を眺める場所としてそこから富士山が見える軸線方向としたため、今の角度になったとのことみたいです。
国立市さんすばらしいですね。(^^)

国立駅前の富士見通りからの富士山4
写真4

こちらは違う日の明るい時間帯に撮ったものですけど(もちろんこの日は富士見通りから富士山は見えませんでしたよ)、写真2の背後に広がる風景ですかね。(写真4)
駅前ロータリーとともに、2年ほど前に再築オープンした「旧国立駅舎」が見えていましたね。
旧国立駅舎は大正15(1926)年のできた姿のままを復原したとのことで、駅前のシンボル的な建物で市指定の有形文化財にもなっているようですね。

あと、まちづくり情報としては、この駅前広場、現在、再整備計画が進んでいるようで、2026年頃にはだいぶイメージが変わるみたいですよ。

ということで、今回はこんな感じです。

地図
国立中1丁目

関連リンク:
 (仮称)旧国立駅舎東西広場および円形公園の整備事業/国立市ホームページ
→ 旧国立駅舎 / 国立市ホームページ