てんのう坂と呼ぶそうです。
場所は、羽村市図書館が隣接しており、前にブログで取り上げた記事(富士見公園通りの坂道 /羽村市)の通りから南東に徒歩で3分ほどのところにある坂道です。

天王坂(NO.361)と富士山1
写真1

まずは坂上あたりからの風景など。(写真1)
短い坂道でもうここからでも坂下あたりが見えていましたね。

ちなみにこの坂道も前にブログで取り上げた記事(富士見公園通りの坂道 /羽村市)での坂道と同じく、多摩川(南東側)に向かって下っていて、軸線も富士山方向を向いているので、期待して現地で調べてみましたけど、やはりここでも富士山は見えませんでしたね。

天王坂(NO.361)と富士山2
写真2

この天王坂(NO.361)の南側には羽村図書館が隣接していて、中にアクセスできる渋いつくりの階段も坂道から見ることができましたね。(写真2)

天王坂(NO.361)と富士山3
写真3

あっというまに坂下までやってきたので、坂上方向を見てみました。(写真3)
こうしてみるとなにげに高低差ありますね。
建物1階分くらいですか。

なおここにはいつものような坂名の由来が書かれた坂の碑はありませんでしたが、ここから南西に、いまのJR青梅線をこえた向こうに「天王台遺跡」という遺跡があり、今回の坂道はここから坂名がついたという説もあるようですが、あくまで諸説レベルですので、あしからず。

天王坂(NO.361)と富士山4
写真4

せっかくなので、写真3の右側をみてみると羽村図書館の全景が撮れました。(写真4)
現代的なつくりでしたね。

天王坂(NO.361)と富士山5
写真5

あと写真4でいえば右側の道路向かいにも市の施設がありました。(写真5)
「羽村市生涯学習センターゆとろぎ」なる施設で、こちらもかなり渋いつくりの建物でしたね。
調べてみるとどうやら設計は久米設計が手掛けたものみたいです。
写真4の図書館とも空中歩道でつながっているようで、見た目的にも同じ感じなので、一緒の時期につくられたとみていいでしょうね。
とにかく建築マニアの方なら一見の価値がありそうな建物かもですね。

天王坂(NO.361)と富士山6
写真6

ここからは別の場所の話なんですけど、天王坂(NO.361)からだと南東側に徒歩で6分ほど歩いた道を駅側(南西方向)に歩いていたら、なんと遠くに富士山の頂部がひょっこり見えていましたよ。(写真6)
写真6でいえば、道路正面を走っている車の真上あたりですね。
手前の山の稜線が写真6右側と比べるといくぶんか低いようで、それで見えたようですね。(天王坂(NO.361)は写真6のもっと右側です。)
ちなみに場所は、青梅線・羽村駅からすぐのところで、住所でいえば(下にリンクしている地図にもプロットしておきますけど)、羽村市五ノ神4-13と5の間の平坦な道路です。

とにかく今回の天王坂(NO.361)や前にブログで取り上げた記事(富士見公園通りの坂道 /羽村市)での坂道も同じように見えると思ってたんですけど、実際は見えずじまいで、ネットでもここから富士山が見えるなんてことを書いているサイトも見当たらなかったので、まさかこんなところで見えるとはという感じでしたね。

ということで今回はこんな感じです。

地図
羽村市緑ヶ丘と五ノ神

関連リンク:
→ 富士見公園通りの坂道 /羽村市 - 東京坂道さんぽ
→ 羽村市生涯学習センター|[文化]|プロジェクト|株式会社 久米設計