まずは、つい最近、トラベルジェイピーの記事にて『ドラマ「西郷どん」でも登場!四ツ谷駅すぐ、歴史的舞台ともなった東京・紀尾井坂めぐり』と題して、2つの坂道を取り上げてみましたので、よかったらどうぞ。
なお、記事で取り上げた紀尾井坂と清水谷坂はまだブログでは取り上げていませんのであしからず。

とにかく、2月の終わり頃から取材に行こうかなとのんびり準備していたところ、3月最初の西郷どん(第9話:江戸のヒー様)で紀尾井坂がどどんと大きく取り上げれたのを知った時はあせりましたね。(笑)
ドラマ内では、記事で取り上げた内容以外にも、ランドマークとして紀尾井坂が江戸の地図に記載される形でもでていましたよね。

なお余談ですが、主演の鈴木亮平さんはなにげに地元の芦屋つながりの人でもあるので、個人的にはそちらのほうでも大河ドラマ以前から関心を持っていたりしていまして、そんなこともあり今回も陰ながら応援していたりもするのですよ。(迷いましたけど、やっぱり書いておくことにしました。すっきり。笑)


紀尾井坂(NO.303)、清水谷坂(NO.304)1
写真1

そんなわけで、話はもどりまして、記事では軽く取り上げるだけでしたけど、取材時は、紀尾井坂の坂名の由来ともなった『紀伊徳川家の「紀」、尾張徳川家の「尾」、井伊家の「井」』のそれぞれの場所も巡っているのですよ。
写真1は、紀伊徳川家の「紀」にあたる場所ですね。
現地にはこんな具合に立派な石碑と案内板があったんですよ。
場所でいえば、東京ガーデンテラス紀尾井町とニューオータニを挟んだ道路沿いにありました。
要は弁慶橋のそばですね。


紀尾井坂(NO.303)、清水谷坂(NO.304)2
写真2

次は尾張徳川家の「尾」にあたる場所ですね。(写真2)
こちらも立派な石碑と案内看板が道路沿いに設置されていました。
なお詳しい場所については記事のほうでもふれていますので、そちらを読んでみてください。


紀尾井坂(NO.303)、清水谷坂(NO.304)3
写真3

そして、井伊家の「井」にあたる場所にも立派な石碑と案内板がありました。(写真3)
こちらは、ホテルニューオータニの敷地内にありました。今回でいえば、喰違見附側の場所といえばわかりやすいですかね。


紀尾井坂(NO.303)、清水谷坂(NO.304)4
写真4

あとは、紀尾井坂の坂上あたりにつくりはシンプルなのですが、なかなかしぶいつくりの建物があったのでぱちりと。(写真4)
「カトリックメリノール宣教会」なる施設の建物みたいでしたね。
いちおう調べてみたら、高垣建築総合計画なる建築設計事務所が設計した建物みたいでした。
竣工は1996年とのこと。
写真ではなんだか最近できたものみたいに見えてますけど意外と昔からあったんですね。


紀尾井坂(NO.303)、清水谷坂(NO.304)5
写真5

紀尾井坂にくるといつも気になる自販機があるのですが、これなんですよ。(写真5)
だしの自販機。(笑)
坂下にさらりと置かれてますので、気になる方は買ってみてはどうでしょうかね。


紀尾井坂(NO.303)、清水谷坂(NO.304)6
写真6

そして、清水谷坂の坂下あたりにある、村野藤吾設計による紀尾井町パークビル(旧・紀尾井町南部ビル)ですね。(写真6)
外観は昔とそれほど変わってないようですが、ビル名が紀尾井町パークビルに変わるときに(けっこう最近みたいです)中もリニューアルしたみたいですね。(これは受付の人に聴きました。)
とにかく、こちらも渋いビルですよね。


紀尾井坂(NO.303)、清水谷坂(NO.304)7
写真7

最後はこちらですね。(写真7)
清水谷坂の坂上あたりにあったビルです。
一風変わった感じの外観だったの、写真に撮っておいたのですが、帰ってから調べてみると「オークラヤ麹町ビル」と言って、大林組一級建築士事務所が設計したビルらしく、2013年にグッドデザイン賞を受賞しているビルみたいでした。
なるほどなるほど。
ちなみに道路のほうをみると坂道の傾斜具合もわかりやすいですよ。


ということで、坂道関連のことについていろいろ取り上げている長くなりそうですので、今回はこんな感じです。