ざとうころがし坂と呼ぶそうです。
場所は、前回とりあげた新坂(NO.258)からすぐそばで高速道路を隔てた北側にあり、坂上には大蔵運動公園がある坂道です。


座頭ころがし坂 (NO.259)1
写真1

まずは、坂下からの景色など。(写真1)
このあたりからの景色は細めの道で車がすれ違うのもたいへんそうなまさに抜け道といった雰囲気だったかもです。
ただ、ここはその割に、坂上のほうに行けばわかりますが、車の行き来はけっこうある坂道なのですよ。
あとは、ここも国分寺崖線の一部で、坂上に大蔵運動公園があるため、園内の緑がここからも見えていて、樹々のトンネルに向かうかのような感じが印象的でした。


座頭ころがし坂 (NO.259)2
写真2

ちなみに、すぐ右側にやってるのかどうかわかりませんでしたが、なかなかおもしろい雰囲気の喫茶店もありましたよ。(写真2)


座頭ころがし坂 (NO.259)3
写真3

いちおう、だいたい同じ位置より、写真1の背後をみるとこんな感じでした。(写真3)
手前には仙川が流れていて、奥には高速道路という具合に坂上方向とはまったく違った雰囲気の景色が広がっていました。
ちなみに、この高架を抜けると、新坂(NO.258)がすぐ目の前にあるというわけですね。


座頭ころがし坂 (NO.259)4
写真4

さらに坂を上り、坂下方向をみてみたものです。(写真4)
両サイドの樹木具合などのせいかわかりませんが、農道がそのまま道路になったような雰囲気だったかもです。


座頭ころがし坂 (NO.259)5
写真5

すこし坂を上がり、坂上方向を見てみたものです。(写真5)
奥に見えているあたりが、坂道本(東京の坂風情)によれば、坂上あたりということになるみたいです。
しかもあいかわらずまわりに樹木が多いですね。


座頭ころがし坂 (NO.259)6
写真6

そして、坂上あたりにやってきました。(写真6)
ただ、見ての通りなのですが、この座頭ころがし坂はここでいったん、終わるらしい(坂の碑もないので本の情報だけがたよりです)のですが、地形的にはさらにここから高低差があり、左と右にはさらに坂上に行くための坂道があるのですよ。
しかも、右側の坂道は、今回は取り上げませんけど、あの全力坂ではここから上の公園に行ける坂道を「座頭ころがし坂」として例のごとくアイドルの女の子が坂道を走っている映像がyoutubeに上がっていましたよ。


座頭ころがし坂 (NO.259)7
写真7

また、写真6の右側のほうにもちらりと見えていましたが、打越辻地蔵尊なるものがまつられてあり、立派な屋根まで建てたということが長々と書かれている案内板もあわせてこんなところにありました。(写真7)
これらの像は1715年に建てられたみたいなことが案内板にあるので、この坂道も実はかなり古くからあるとは思われるのですが、大蔵運動公園が1962年にできたそうなので、その前に、かつての座頭ころがし坂の地形具合はかなり変わってしまったのでしょうかね。

ちなみに、「座頭ころがし坂」の”座頭”は”ざがしら”ではなく”ざとう”と呼ぶそうですので、その意味を「盲人」ととらえると、目の不自由な人、および「ころがし」という言葉から、かつては勾配なども含めて険しい坂道だったのだろうと想像できそうなのですが、今の坂道の雰囲気からするとちょっと想像できないかもですね。


座頭ころがし坂 (NO.259)8
写真8

そして、最後は、坂上からの風景でも。(写真8)
こうして名前の由来も想像しながら改めて、この景色をみるとまた違った雰囲気に感じられてしまうのは気のせいでしょうかね。


ということで、今回はこんな感じです。


地図
世田谷区大蔵4-1あたり