また世田谷の坂道の話にもどりまして、今回は前に取り上げた行火坂(NO.251)の坂上の道を東の方向にすこし歩いた場所になかなか高低差具合のはげしい階段を見つけたので、その時のことでも。


国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段1
写真1

まずは坂上あたりからのものなど。(写真1)
なんてことない緩やかな坂道なのですが、奥のほうに大きな木が見えていたので、そのあたりまでとりあえず行ってみることに。


国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段2
写真2

大木のあたりまで行く途中に、坂の南側(写真1でいえば右側)を見ると、遠くのほうに建設中の二子玉川ライズの高層住宅ビル群がなにげに見えていましたよ。(写真2)
見るからにこの地形的な高台にあるこの場所よりも高いビルということがわかりやすいかもですね。


国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段3
写真3

大木のあたりまでやってくると、さらに奥のほうに階段が見えてきました。(写真3)
それにしても大木の道への占拠具合がなかなかのものでしたよ。


国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段4
写真4

写真3の位置からすこしばかり進んで、階段がよく見渡せるところまでやってきました。(写真4)
階段なのであたりまえですけど、正面奥に見えている場所までかなりの高低差があるようで、しかも階段は写真4ではわかりにくいですけど、さらに右に曲がって続いているようでした。
現地では実際のところ、地図を見ながら歩いていたので、ここから国分寺崖線の崖地になっているだろうなということはだいたい予想できていたわけですが、やはりこれだけ山道のように急に降りていく階段をみると驚いてしまいましたよ。


国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段5
写真5

そして、一気に写真4で見えていた踊り場のような役割の場所まで降りてきて、坂上方向をみてみました。
とりあえずここまでで、建物の2階から1階に降りる分くらいの高低差はありそうでした。
あとは階段途中の樹木と階段との関係がなんとも珍しい感じだったかもです。
なかなか都内の階段でこういうつくりの場所はちょっと思い出せないですかね。



国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段6
写真6

次は、写真5の左側を見てみるとですね。(写真6)
さらに階段は坂下まで続いていて、まさに崖という感じで、階段下には川が流れているようでした。
見た感じの高低差は建物でいえば3階か4階分くらいありそうですかね。
景色的にはまわりの樹木がなければかなりの開け具合なのかもしれませんが、僕が歩いた時には、まわりに樹木を覆われている階段という印象でした。


国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段7
写真7

そんなわけで、一気に階段下まで降りてきて坂上方向を見てみました。(写真7)
名も無き階段ですが、国分寺崖線の崖地具合を堪能できるかなりダイナミックなつくりの階段だったかもです。
また、写真左側にマンションの一部が写っていて、ここからみるとかなり背のたかそうなマンションに見えますけど、実は同じマンションの屋上部分が写真2の左側にちらりと写っていまして、そのことからもこの階段の高低差具合を想像してもらうとおもしろいかもしれないですね。


国分寺崖線の崖具合を楽しめる階段8
写真8

最後は、写真7の右側をみるとこんな感じで川が流れていましたよ。
こちらは、行善寺坂(NO.250)でも登場した丸子川とのこと。

ちなみにさきほどから何度も出てきた国分寺崖線ですが、wikipediaの説明を一部抜粋させてもらうとですね、
『国分寺崖線は武蔵村山市緑が丘付近に始まり、西武拝島線と多摩都市モノレールの玉川上水駅付近を通り、JR中央線を国立駅の東側で横切り、国分寺市・小金井市と国立市・府中市の市境に沿って東に進む。さらに野川の北に沿いながら調布市に入って深大寺付近を通り、つつじヶ丘などの舌状台地を作りながら世田谷区の砧地域、玉川地域南部を通り、大田区の田園調布を経て同区の嶺町付近に至る。高低差は20メートル近くになる。なおこの国分寺崖線は、古多摩川(関東ローム層下に存在)の浸食による自然河川堤防と考えられている』
とのこと。

今回は細かい説明は省きますけど、ひとつだけ上げるなら”崖の高低差は20メートル近くになる”という記述、今回歩いた無名階段にあてはめてみると、坂上と坂下でだいたい建物6階分くらいの高低差があったわけなので、1階分を3.5mで計算すると21mということで、だいたいあっているという感じですかね。

ということで、そのうち国分寺崖線沿いにある他の坂道もまわると思うので、他の説明はその都度おこなうということにして、今回はこんな感じです。


住所
世田谷区瀬田1-2と9の間あたり