所在地:世田谷区瀬田1-8あたり
坂名は、あんか坂と呼ぶそうです。
場所は前に登場した行善寺坂(NO.250)とつながっていて、行善寺坂(NO.250)の中腹あたりから東側へと上っていく坂道です。

写真1
まずは坂下から坂上方向を眺めてみたものなど。(写真1)
樹木に覆われた坂道といった感じで、ここから見る分には勾配具合といい左右の擁壁といいなにか不思議な空気感を醸し出している坂道だったかもです。
またここには、写真1の右下にちらりと写っていますけど、坂名を記した石碑がありました。
ただ、ここの石碑には、坂名が書かれているのみで、いつものような坂名の由来が書かれたものではありませんでしたよ。
そんなわけで、この「行火坂」という坂名については、坂学会さん(のホームページ)がここの坂名の由来のことを調べてくれていたようで、それによると『勾配が急なため,土地の人はこの坂を上るだけで身体が熱くなるので「あんか坂」と呼んでいた。(「てくたくぶっく」による)』
とありました。
ちなみにこの「てくたくぶっく」とは、世田谷区の役所に行けば買えます。(というのも、僕もこの本を昔、学生時代に授業でこのあたりの地誌を調べるときに役所で買ったのですけど、なぜか今、見当たらないのですよ。。)
あと、この坂の由来の説明よんで、なぜ体が温かくなるのであんか坂?と思った若い人もいると思いますけど、これは”行火(あんか)”で辞書(今回はyahoo辞書を使用)を調べてみるとですね、「炭火を入れて手足を温めるために用いる暖房器具。普通,丸みを帯びた箱形の土器で,床(とこ)の中に入れたり,置きごたつとして用いる。」ということなのですよ。
まあ、説明のとおりですが昔の暖房器具ですね。(ただ僕もあまり絵がうまく頭の中ででてこなかったので、今度は”行火”でグーグル画像検索すると、イメージでてきますよ。こんな感じで。)

写真2
ではまた、坂道のほうに話はもどりまして、ちょうど写真1の背後にはこんなお店があったのですよ。(写真2)
前の行善寺坂(NO.250)でも登場した写真ですが、あまりに良い感じだったので再び登場です。

写真3
次は、坂道をすこし上り、坂下方向を見てみたものです。(写真3)
正面に写真2で出てきたお店が見えていますけど、それとあわせてやはり坂下との高低差具合ですかね。
すこし上っただけなのに、かなりの高低差が坂下とでてきていました。
あとは、左側の擁壁が奥から手前に向かってぐぐんと高くなっている感じは、以外と坂道風景的には新鮮だったかもです。

写真4
もうすこし坂を上り、一息がてら坂上方向を眺めてみました。(写真4)
左右の立派な擁壁といい、坂下あたりほどではないですがなかなかの勾配具合の坂道景色を楽しむことができました。
また、舗装に目を向けて見ても、ドーナツ型に加えて、きざみ型のハイブリッドな舗装が、これは道幅が広がったため新旧の舗装がみられるのだろうか?とか、たまたま予算の関係上の時差工事でこうなったのだろうか?など、いろいろと想像がふくらむつくりが興味深かったです。

写真5
そして、最後は坂上からの景色など。(写真5)
たぶん、学生時代だったら、このあたりに座ってとりあえずスケッチでもしていたかも。(笑)
とにかく、勾配具合はもちろん、左側の樹木も年月が経ち良い感じで道側にせり出してきていてるなど、いろんな要素が時間の経過とあわせてうまく混ざっていて、距離の短い道でしたけど興味深い坂道風景を見ることができたかもです。
ということで、今回はこんな感じです。
地図
世田谷区瀬田1-8あたり
坂名は、あんか坂と呼ぶそうです。
場所は前に登場した行善寺坂(NO.250)とつながっていて、行善寺坂(NO.250)の中腹あたりから東側へと上っていく坂道です。

写真1
まずは坂下から坂上方向を眺めてみたものなど。(写真1)
樹木に覆われた坂道といった感じで、ここから見る分には勾配具合といい左右の擁壁といいなにか不思議な空気感を醸し出している坂道だったかもです。
またここには、写真1の右下にちらりと写っていますけど、坂名を記した石碑がありました。
ただ、ここの石碑には、坂名が書かれているのみで、いつものような坂名の由来が書かれたものではありませんでしたよ。
そんなわけで、この「行火坂」という坂名については、坂学会さん(のホームページ)がここの坂名の由来のことを調べてくれていたようで、それによると『勾配が急なため,土地の人はこの坂を上るだけで身体が熱くなるので「あんか坂」と呼んでいた。(「てくたくぶっく」による)』
とありました。
ちなみにこの「てくたくぶっく」とは、世田谷区の役所に行けば買えます。(というのも、僕もこの本を昔、学生時代に授業でこのあたりの地誌を調べるときに役所で買ったのですけど、なぜか今、見当たらないのですよ。。)
あと、この坂の由来の説明よんで、なぜ体が温かくなるのであんか坂?と思った若い人もいると思いますけど、これは”行火(あんか)”で辞書(今回はyahoo辞書を使用)を調べてみるとですね、「炭火を入れて手足を温めるために用いる暖房器具。普通,丸みを帯びた箱形の土器で,床(とこ)の中に入れたり,置きごたつとして用いる。」ということなのですよ。
まあ、説明のとおりですが昔の暖房器具ですね。(ただ僕もあまり絵がうまく頭の中ででてこなかったので、今度は”行火”でグーグル画像検索すると、イメージでてきますよ。こんな感じで。)

写真2
ではまた、坂道のほうに話はもどりまして、ちょうど写真1の背後にはこんなお店があったのですよ。(写真2)
前の行善寺坂(NO.250)でも登場した写真ですが、あまりに良い感じだったので再び登場です。

写真3
次は、坂道をすこし上り、坂下方向を見てみたものです。(写真3)
正面に写真2で出てきたお店が見えていますけど、それとあわせてやはり坂下との高低差具合ですかね。
すこし上っただけなのに、かなりの高低差が坂下とでてきていました。
あとは、左側の擁壁が奥から手前に向かってぐぐんと高くなっている感じは、以外と坂道風景的には新鮮だったかもです。

写真4
もうすこし坂を上り、一息がてら坂上方向を眺めてみました。(写真4)
左右の立派な擁壁といい、坂下あたりほどではないですがなかなかの勾配具合の坂道景色を楽しむことができました。
また、舗装に目を向けて見ても、ドーナツ型に加えて、きざみ型のハイブリッドな舗装が、これは道幅が広がったため新旧の舗装がみられるのだろうか?とか、たまたま予算の関係上の時差工事でこうなったのだろうか?など、いろいろと想像がふくらむつくりが興味深かったです。

写真5
そして、最後は坂上からの景色など。(写真5)
たぶん、学生時代だったら、このあたりに座ってとりあえずスケッチでもしていたかも。(笑)
とにかく、勾配具合はもちろん、左側の樹木も年月が経ち良い感じで道側にせり出してきていてるなど、いろんな要素が時間の経過とあわせてうまく混ざっていて、距離の短い道でしたけど興味深い坂道風景を見ることができたかもです。
ということで、今回はこんな感じです。
地図
世田谷区瀬田1-8あたり
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