さる9月1日に六本木ヒルズで防災フェア2013なるイベントがやっていることを知り、かなり後半部分だけでしたけど、見てきました。

今回は夕方に現地に到着したので、イベントのタイムスケジュールによれば前半部分にヒルズカフェなどで興味深いシンポジウムなどもいくつか行われていたようですこし残念でしたが、それでも短い滞在時間にいくつかの体験ができました。

防災フェア2013_1
写真1

まずは一番目立つ場所ともいえるヒルズアリーナではピンポン玉で雪崩、津波を再現してみようというアトラクションのような体験教室をやっていました。
子供たちがそれを体験すべく説明を必死で聞いていましたよ。
そしてこのあと、ピンポン球が実際に子どもたちに降り注がれるところも見ましたけど、現実的には粒子(かなりマクロな言い方で申し訳ないですが)の広がり具合を体験するに近い感じだったかもです。

防災フェア2013_2
写真2

そして、次はこちら。
実は今回、これが会場にあるということで、気になっていたものです。
見た感じからも想像できると思いますが地震体験ができる車両だそうです。
テーブルなどが設置された室内らしき場所のあるところが体験施設なのですが、そこでレベル7の揺れを体験できるとのことらしいです。
それで、実際に体験してみた結果、体験する前はあの阪神の時の記憶がフラッシュバックするかもと戦線恐々だったのですが、揺れている時もやはりこういったら失礼な言い方になるかもしれないですが、なんか揺れ方が違うなと。
やはり大地が大きく揺れるあの感覚は正直体験できませんでした。
もちろんまわりの家具類も子供が体験することも考慮に入れられていてきっちりと固定されていたこともあったのかもしれませんが。

防災フェア2013_3
写真3

ただ、地震体験施設に反して、びっくりしたのがこちらでした。
煙体験ハウスなる名前そのままのものですけど、ビルなどの火災時に施設内に煙が充満したことを想定してつくられた体験施設なのですけど、こちらは僕自身これほどまでに煙に巻かれた経験がなかったため、ほんとびっくりしました。こんなにも視界が悪いのかと。
もちろん煙はダミーのものなので、全然息苦しくはなかったですけどね。
いやはやこれはいい体験ができたかもです。

防災フェア2013_4
写真4

そして、最後はヒルズカフェ内に展示してあった「関東大震災を歩く」というパネルです。
写真ではちょっと見にくいですけど、これはまたそのうちこの案内に沿って歩いてみたいなあと思いました。

ちなみにこのそばでは非常食の実演をしているコーナーもあったんですけど、味気ない非常食をおいしくいただくための料理の実演をしていましたよ(僕も実は試しにいただいたんですけどね。)
そういう意味では、このなんとも味気ない非常食をうまく調理して楽しむように、防災のためにつくられたあじけない建築や街の施設を同じように楽しむ発想がなにかできたらなあとちょっと思ってみたり。

あとほかにはテレビ朝日の施設内でも関連イベントやっていたんですけど、こちらはテレビ局らしく子供向けのエンタメ系防災イベントをやっていたので、今回はとりあえず写真には納めていませんのであしからず。

というわけで、今回はこんな感じですが、はじめにも書いたとおり、この防災イベント、個人的には以外にも興味深い体験もできたりとなかなかのものだったかもですよ。

防災フェア2013_5