ここも同じく池上本門寺の境内にある坂なのですが、今回は無名坂の話です。

五重塔がある本門寺境内の坂1
写真1

で、こちらがその坂道です。
実はこの風景、紅葉坂(NO.226)の坂下から見たものでもあったりします。
要は紅葉坂(NO.226)の坂下から北側をみるとこんな坂道風景に出会えるというわけです。
なので左側が本門寺公園で右側が池上本門寺の大堂があるあたりということになります。
また坂道自体を見てみると、正面にぼんと道から生え出したかのような巨木がなんとも印象的で、両サイドは背の高い擁壁という、ちょっと変わった坂道風景だったかもです。
あと正面左奥のほうに、樹木で隠れてちらりとしか見えてないのですが、五重塔も見えていたりします。

五重塔がある本門寺境内の坂2
写真2

すこし話はそれますが、こちら(写真2)は写真1の坂下の場所よりさらに南側(坂下方向)から坂上のほうをみたものです。
(奥のほうに例の道から生えている木が見えるのでわかるかとは思いますが。)
またこの背後は、まえにもとりあげた無名坂(松涛園の隣にある大田区池上1丁目の坂)の坂下あたりがすぐ近くにある場所でもあります。
とにかくこの道、背の高い樹々に囲まれていてすごく気持ちよかったですよ。

五重塔がある本門寺境内の坂3
写真3

そして、写真2のすぐ右側には、朗峰会館なる池上本門寺の施設が見えていました。

ちなみに、手前の木のむこうにテラス席みえてますけど、こんなところにタモリさんの坂道本でも紹介されていたカフェレストランがあったりしたんですよ。

五重塔がある本門寺境内の坂4
写真4

で、朗峰会館なる施設内に入ると、実は室内からこんな感じで紅葉坂(NO.226)や無名坂(松涛園の隣にある大田区池上1丁目の坂)の話でもでてきた松涛園が見えていたというわけです。

五重塔がある本門寺境内の坂5
写真5

そいでもって、話は坂道にもどりまして、今度は一気に坂上あたりまでやってきて、坂下のほうを眺めてみました。
坂下でみたときほどはインパクトないかもですが、高低差具合はわかりやすいかもですね。

五重塔がある本門寺境内の坂6
写真6

そして、最後は肝心の五重塔です。
これ以上引いて撮ろうとするとちょうど木がじゃまして全景が撮れないということになってしまったので、とりあえずこの位置からパチリと一枚。
写真5の右側に見えていました。

またこの五重塔、公式HPによると平成13年に全面修復されたばかりだそうでなんだかすごく新しい感じですが、実は関東に現存する4基の幕末以前につくられた五重塔のうち最も古い塔だそうですよ。(驚)

住所
大田区池上1