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所在地:大田区中央5


しおみ坂と呼ぶそうです。
場所は、鐙坂(NO.222)の坂下から南へ徒歩10分くらい歩いたところにある黒鶴稲荷神社のすぐ南側にある坂道です。

ちなみにこの坂についても大田区の公式HPに説明があったので、しょっぱなからなんですが抜粋しておきますね。
『中央五丁目12番と13番の間の坂道。坂名について、かつてこの坂から大森の海や舟の白帆、海苔ひび(注釈)などがよく見えたため、この名で呼ばれるようになったといわれます。昭和の初めに耕地整理が行われるまでの汐見坂は、今より道幅も狭く、赤土の坂道で上る左側は畑でした。また、この坂道は池上本門寺へ通じる池上道の近道でもありました。今日では大森方面にビル群が建てこみ、惜しくも海などは見られなくなってしまいました。
※(注釈)海苔ひびとは、海苔を付着させるため、海中に立てておく木や竹の枝をたばねたもの』
なので、予想どおりというかやっぱり、汐見坂という名はついてますがこの坂からも海は見えないというわけで、期待されたかたは残念でした。。


汐見坂(NO.223)1
写真1

そんな落胆ムードの中(笑)、まずは坂下のほうから坂上のほうを眺めてみました。
この坂、ゆったりとした勾配に長い道という具合に、以外と他のエリアでもありそうでない坂道形状をしているようで、まわりの家も坂の名前の響きもあってかどうかわかりませんが、道にたいしての景観意識が高いようで各家々で道に対してひらかれた緑化というかガーデニングをしているところも多く、歩いていてなにげに気持ちよかったです。


汐見坂(NO.223)2
写真2

次はすこし坂を上り、同じく坂上のほうを見てみたものです。
すでに遠くのほうにこの坂の頂上あたりが見えていたりします。
またこのすぐそばには、いつものように坂の碑があり、
『かつて、この坂から大森の海や白帆・海苔浜などがよく見えたため、汐見坂と呼ばれた。また、この坂道は池上本門寺への旧池上道の近道でもあった。』
とありました。

ちなみに(突然ですが)、この汐見坂の“汐見”っていう言葉、なぜこういう名前ついたんですかね。いつも潮見坂とか汐見坂とか歩いているとき、ふと思うんですよね。自分でふっておいてなんですが気になるかたは辞書でも調べてみてください。(脱線・・・)

あと写真2の左側には公園があるのですが、実はこの公園内の案内板にも汐見坂の説明があったんですよ。
なので(しつこい感じになりますが)、こちらも抜粋しておきますね。
『この坂は、かつてここから大森の海や海苔ひび(海苔を付着させるために海中に立てておく木や竹をたばねたもの)がよく見えたことからこの名で呼ばれるようになりました。現在は、大森付近の埋め立てが進みビルも建ち並んで当時のように海は見られません。またこの付近は、江戸時代には桐々谷村と呼ばれ、東海道品川宿の助郷村(宿場に人馬を提供することを課せられた村)に指定されていました。その後、明治22年に荏原郡池上村に編入された大字桐々谷村、昭和7年の区政実施で大森桐里町、さらに昭和40年住居表示実施で現在の中央五丁目となりました。この中央五丁目公園は、昭和51年開設し昭和59年に現在の広さに拡張しました。傾斜地を利用したロッククライミングや擬木すべり台、季節の植物を配した植栽が特徴となっています。』


汐見坂(NO.223)3
写真3

そして、こちらはみてのとおりですが園内にあったすべり台です。どこが擬木なのかは不明ですが(もしかしたら説明文の擬木のあとに句読点があいだに入るのかもしれないですが・・)、とにかく地形の高低差をいかした滑り台がおもしろそうだったのでおもわずぱちりと。


汐見坂(NO.223)4
写真4

あとは公園内から汐見坂のほうをみると(汐見坂のほうからでも見えますが)、こんな木ありました。
案内板をみると「ナンジャモンジャの木」という木だそうですよ。
案内板の説明によると、
『この木は俗にナンジャモンジャの木と呼ばれ、この名の由来は、一般通説として、水戸黄門が参勤交代のおり、下総神埼神社に参詣され社殿横の大木(御神木)を御覧になり家臣は此の木の名も知らず、困りとっさに「モンジャ」ですと答えたといわれ、それ以来この神木を、ナンジャモンジャの木と呼び大切に保護したと伝えれます。(略)この木は明治神宮外苑にある大木より実生したもので、毎年5月中旬に白黄色の花をつけ、その風景はまるで雪が積もった様な美しさと云われています。珍木であるため異称が多く、その他ロクドクボウ(六道木)アンジャモンジャ、ナンジャモンジュ(南社門樹)等色々な呼び名があります。』
なんてことが書かれてありました。
なんともこんな普通な感じの公園の一角にある木の説明に神木やら珍木なんて書かれていたのでものすごく気になってしましましたよ。
なのでこちらも思わずぱちりと。(笑)
しかもこの水戸黄門のエピソードはウィキペディアのナンジャモンジャの木の説明にも記載ないみたいなんですよ。
いやはや。。


汐見坂(NO.223)5
写真5

そんなわけで、話が脱線しましたが、最後は坂上までやってきて、坂下のほうを眺めてみました。
高低差はそれほどない坂のはずなのに、今でもけっこう遠くのほうのビルなども見えてますね。
なのでこの地形の感じなら、坂の説明にもあったとおり、昔ならそれなりに海見えたかもしれないですね。



地図
大田区中央5