所在地:千代田区神田駿河台4あたり


ゆうれい坂よぶそうで、別名で光感寺坂や埃坂ともいうそうです。
場所は前回同様御茶ノ水駅から徒歩数分の場所にあり、坂上のほうが本郷通りに面していて、かつては紅梅坂(NO.207)とひと続きになっていた坂のようですが、現在は本郷通りによって坂道は分断されて名称も違うふたつの坂道があるということになっているようです。


幽霊坂(NO.208)1
写真1

まずは坂上からの眺めです。
地図でみると紅梅坂(NO.207)と直線上につながっている小道もあるのですが、今回の幽霊坂はかくっと90度左に曲がってもういちど90度右にまがるとこの坂上あたりの場所にやってきます。
みたところ結構な高低差ぐあいですが、いちおうちらりとですけど、坂下の様子もうかがえます。
しかも坂上と坂下のほうでビル建設の工事をやっていたので、けっこう殺風景な景色がひろがっていました。


幽霊坂(NO.208)2
写真2

すこし坂を下って坂上のほうを見てみました。
右側はみごとに工事の仮囲いに囲まれていてある意味不思議な景色がひろがっていたかもです。

そして、坂上にちらりと見えてますけど、ここにもいつもの坂の碑があり『この坂を幽霊坂といいます。もとは紅梅坂と続いていましたが、大正一三年(一九二四)の区画整理の際、本郷通りができたため二つに分かれた形となりました。「東京名所図会」には、”紅梅坂は””往時樹木陰鬱にして、昼尚凄寂たりしを以って俗に幽霊坂と唱えたりを、今は改めて紅梅坂と称す。”とかかれています。また古くは光感寺坂とも埃坂などとも呼ばれていたこともあるようですが、一般には幽霊坂の名でとおっています。』
とありました。
別名で光感寺坂ともいうとありますが、これはその名のとおりかつてここに光感寺というお寺があったからだと思いますけど、古地図でみた限りではそのようなお寺はありませんでした。


幽霊坂(NO.208)3
写真3

さらに坂を下り、坂下のほうを眺めたものです。
両サイドで工事していたので、まだビルが道路にせまってなくて幽霊坂と呼ぶ坂にしては明るい感じかもですね。
どちらかといえば光感寺坂というほうがしっくりくる感じでした。
あとは接触を防ぐためだろうとは思いますけど、上空の電線に黄色いカバーが巻きつけられている光景はなんとも不思議な感じでしたよ。


幽霊坂(NO.208)4
写真4

そいでやっと坂下あたりまでやってきました。
両サイドにビルがせまってきてなくていちおうは開けた感じはあるんですけど、この不思議などんより感はなんですかね。
あと遠くにでんと大きく見えている高層ビルは、紅梅坂(NO.207)に隣接している新御茶ノ水ビルです。


幽霊坂(NO.208)5
写真5

最後は、写真4でもちらりと左側の工事中の仮囲いにも見えていますけど、写真4のあたりからさらに坂下のほうへ向かう側に、こんな感じで数個の浮世絵がプリントされていました。
すべてお見せしてもいいんですけど、とりあえずはこの一枚でも。

というわけで、幽霊坂の話はこんな具合なのですけど、実はこのあたりの古地図みていて、どうも最近の坂道の名とは違う坂道名が古地図にいくつか記されいて、あれれと思うこともあったんですけど、とりあえずそれについてはおいおい調べていくとして、今日はこんな感じです。

地図
千代田区神田駿河台4あたり