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所在地:渋谷区恵比寿南3

しんふじ坂とよぶそうで、別名で観音坂ともいうそうです。
場所は、ちょっとわかりにくいのですが、恵比寿駅から西へ歩いて数分のところにあり、駒沢通りよりすこし南側にある坂道です。

新富士坂(NO.180)1
写真1(坂下より)

恵比寿駅のほうから歩いてくると、このあたりにやってきます。(写真1)
そして、この新富士坂は、さらに西に向かって上っている坂道のようでしたよ。
このあたりから見る分には、写真でみてもわかりやすい感じで、勾配具合が見えていますかね。
ちょうど、このあたりから恵比寿駅前の雑踏が薄れてきて、落ち着いた雰囲気になってくる場所みたいでした。

新富士坂(NO.180)2
写真2(坂の途中より)

すこし坂を上り、坂下のほうを眺めてみました。(写真2)
現地では、手前の坂道のほうばかりに目がいってしまっていましたが、この風景をじっと見ていると、坂のむこうに見えている、恵比寿駅前のビルやら駅ビルなんかのほうが、気になってしまうんですが、どうでしょうかね。。

新富士坂(NO.180)3
写真3(坂の途中より2)

さらに坂を上り、同じく坂下のほうを見たものです。(写真3)
このあたりまでくると、坂下あたりほどの勾配具合ではなくなりましたが、基本的に、ここの坂道は、それなりに高低差はあるのかもしれませんが、道自体が長いので、勾配具合が感じにくい坂道なのかもしれないなあと思ったりしましたよ。
あと、ここからだと、恵比寿駅というか駅ビルの異様な大きさがわかりやすく見えていますね。。

新富士坂(NO.180)4
写真4(坂の途中より2)

そして、3枚目の写真とだいたい同じ立ち位置から、坂上のほうを眺めたものです。(写真4)
なかなかいい具合に、上りながらカーブを描がいてます。

新富士坂(NO.180)5
写真5(坂上あたり)

最後は、カーブを曲がりきり、さらに坂上のほうを見たものです。(写真5)
なんていうか、閑静な住宅街というかマンション通りというべきかはわかりませんけど、坂上にきても、ここは坂下の雰囲気とはあまり変わらず、落ち着いた感じの空気が流れていましたよ。

ちなみに、ここには、いつもの坂の碑はなかったのですが、「歩いてみたい東京の坂(下)」にて坂の由来に関する記載があり、
『江戸時代、北海道探検で有名な「近藤重蔵」がこの坂上に屋敷を構え邸内に富士山を模した小山を築造した。それ以降、茶屋坂上(目黒区三田2丁目12番)に築かれてあったミニ富士山を「元富士と呼び、近藤邸内のものを「新富士と呼ぶようになった。坂名はこの「新富士による。「新富士」は安藤広重も描いている。』
とありました。

(あと、余談ですが、この坂道から実際に富士山が見えたかどうかはわからないのですが、いちおう、今回は富士見坂カテゴリのほうにふりわけてみましたので、あしからず。)

地図
渋谷区恵比寿南3