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NO.154
坂名:目切坂
住所:東京都目黒区上目黒+渋谷区青葉台

めきり坂と呼ぶそうで、別名で、〆切(しめきり)坂、くらやみ坂ともいうそうです。
場所は、このブログでもたまに取り上げているヒルサイドテラスのすぐ近くでもあり、旧山手通りと東横線が交差しているあたりのすぐ近くにある代官山交番のあたりから南にのびている道をつらつらと歩くと、目切坂の坂上あたりにやってくるという感じです。

目切坂(NO.154)1
写真1(坂上より)

まずは坂上あたりからみたものです。(写真1)
今回は旧山手通りからこの道にやってきたのですが、あまりの雰囲気のちがいにちょっとびっくりしたくらいでしたよ。
また、この坂上あたりで、渋谷区と目黒区にわかれているようで、それも名前の由来に関係しているみたいです。

目切坂(NO.154)2
写真2(東京富士見坂)

すぐそばには、こんなものがありましたよ。(写真2)
ということは、ここも富士見坂とよんでいいんですかね。

目切坂(NO.154)3
写真3(坂の途中より)

そしてすこし坂道を下り、坂上のほうを眺めたものです。(写真3)
ちょうど緑も生い茂っている季節だったこともあって、両サイドの大きな木のおかげで、いい感じの薄暗さとなんともいえない心地よさがただよっていたかもです。

目切坂(NO.154)4
写真4(崖下あたり)

あっ、そうそう、2枚目の写真の左側に見えていた立派な石垣の奥のほうをのぞくと、以前に取り上げた旧朝倉家住宅が見えていました(そうなんです、じつはこの坂道に隣接して旧朝倉家住宅の敷地があるのですよ)。(写真4)
なので、旧朝倉家住宅から見えていた庭の奥(崖下)あたりにこの坂道があるということになりますかね。

目切坂(NO.154)5
写真5(坂の途中より2)

さらに坂道を下るとこんな感じ。(写真5)

目切坂(NO.154)6
写真6(坂の途中より3)

それはさておき、くねくねした道をさらにたんたんと歩いていると、やっと坂下あたりが見えてきました。(写真6)

目切坂(NO.154)7
写真7(坂下より)

そんなこんなでやっと坂下までやってきましたよ。(写真7)
とりあえず、ここからはもう坂上のほうは見えるべくもなかったです。
ただ、あえてここの景色をぼんやり眺めていると、道の両サイドにある一方通行の標識が、なにかやたらと気になってしまいしたよ。
ということは・・・。(あとは想像してみてくださいね。)

ちなみに、ここには写真でも見えているとおり、いつもの坂の碑があり
『江戸時代の地誌「新編武蔵風土記稿」の上目黒村の項には「メキリ坂」という坂名がみえ、渋谷との境にあり石臼の目を切る職人が住んでいたため目切坂となったと記されています。由来については諸説ありますが、1800年代前半には「めきり坂」と呼ばれていたようです。』
とありました。

地図
目黒区上目黒1と青葉台1の間(地図で見るとほんとうに間をぬっていますよ。)

関連リンク:  
→ 元富士跡 /目黒区上目黒 - 東京坂道さんぽ
→ 目切坂【とある街の風景】/渋谷区猿楽町 - 東京坂道さんぽ
→ 目切坂【NO.154】&上村坂【NO.157】その2 /渋谷区青葉台+目黒区上目黒 - 東京坂道さんぽ
→ 東京音楽大学と目切坂 / 目黒区 - 東京坂道さんぽ