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この前、すこしおもしろいところに行く機会がありましたよ。

新橋というか銀座のカプセルマンション1
写真1

見てのとおりというか、知る人ぞ知るといった建物で銀座の近くにあるのですが、このまえの都知事選にも立候補したことで知られる建築家の黒川紀章氏の設計した中銀カプセルタワービルという名前のついたマンションなのですが、なんと、ここに大学時代からの友人が住んでいるということで、見学がてら来てみたというわけです。(写真1)

新橋というか銀座のカプセルマンション2
写真2

ちなみにここは、見た目の奇抜さからもわかるとおり、過去にもそれなりの話題を提供した建物なのですが、写真にも見えているとおり、ブドウというかとうもろこしというかそんなイメージで、部屋の部分(こちらが実の部分ですかね)が建物の中心部にあるエレベーター(これが芯です)にくっついて存在しているという感じの建物で、しかも、最近、残念ながら取り壊しが決まったらしく、そんなこともあり、かなり忙しい友人にお願いして、夜にも関わらず、おしかけたという感じです。。(写真2)

新橋というか銀座のカプセルマンション3
写真3

そして、部屋に入り、外から見えていた丸窓を通して外をのぞいてみました。 (写真3)
ただ、ちょっとこれだけでは、なんともいえない感じで、部屋も暗くしないと、あたりまえですが室内ばかりが反射して見えてしまうので、むずかしいところではありましたよ。
(ちなみに室内の様子は、さすがに現在も使用中なため、撮りませんでしたが、じつはここの室内もあまりにシンプルな設備しかなく、なかなか興味深い感じでしたよ。)

新橋というか銀座のカプセルマンション4
写真4

せっかくなので、窓から見える風景など。 (写真4)
ちょうど高速道路が、いい感じで見えていました。

新橋というか銀座のカプセルマンション5
写真5

そして、今度は、もうすこし上を眺めてみると、正面に、以前にこのブログでもとりあげた汐留の電通ビルも見えていましたよ。(写真5)
こうしてあらためてまじかでみると、大きいビルですね。。
(これでだいたいの場所がわかったかもしれませんが・・。)
でも、取り壊しがはじまってしまったら、こんな感じでみれないかもしれないので、なかなか貴重な体験ができたかもです。

新橋というか銀座のカプセルマンション6

最後にすこしまわりが明るくはなっていましたが、(それでもちょっと感度がよすぎて明るい感じですが)ここから、見るとなんだか違った感じにみえたので、ここからも一枚撮ってみました。
ちなみに、この建物は、1972年にできたらしく、できた当初には写真で見る限りはまわりに同じような高さのビルもあまりなかったようですね。(当時の室内やまわりの様子、この建物にまつわる話が建築マップというサイトにありましたよ。)(写真6)

ということで、ここにくるまでは、実はただの派手な建物という感じで見ていた感があったのですが、ここにきてみていろいろ体験させてもらい、しかも黒川氏設計の建物で銀座に近い場所というのにもかかわらず破格といっていいほどの家賃の安さや、さらにこのマンションの年もひとつだけ自分より年上ということがわかり年齢も近いこともあってか、なんだか親近感がわいてきた感じかもです。。

住所
中央区銀座8