「江戸情緒豊かな漫画やエッセーで知られた文筆家の杉浦日向子さんが22日午前4時32分、下いん頭がんのため千葉県柏市内の病院で死去した。46歳。告別式は親族のみで済ませた。
東京・京橋の呉服商の家に生まれた。日大芸術学部デザイン学科中退後、江戸文化の勉強のため時代考証家の稲垣史生氏に師事。80年、月刊漫画誌「ガロ」に吉原を題材にした「通言室乃梅(つうげんむろのうめ)」を投稿し漫画家デビュー。豊富な知識を背景に江戸庶民の風流や吉原の「粋(いき)」を描き、80年代以後の江戸ブームの立役者の一人となった。86年には作品が漫画で初めて歌舞伎の原作に。88年に作家の荒俣宏さんと結婚したが、わずか半年で離婚した。
93年に漫画家を引退し“隠居宣言”した後は、江戸風俗や浮世絵の研究家として活躍。NHKのバラエティー番組「コメディーお江戸でござる」に95年から9年間レギュラー出演した。84年、「合葬」で日本漫画家協会賞優秀賞、88年、「風流江戸雀」で文芸春秋漫画賞。他の漫画作品に「百日紅」「百物語」、エッセーに「江戸へようこそ」「大江戸観光」、小説に「4時のオヤツ」など。」 (読売新聞) - 7月25日より

ということです。
今回は記事全文をそのまま掲載させていただくことにしました。

今日は悲しいお知らせでもうしわけありませんが、あえて書かせていただきます。ご了承ください。
あまりくわしくはいいませんが、杉浦さんの絵や本は、好きでした。このブログでも機会があれば紹介しようと思っていた矢先だったので、なおさらびっくりしました。